2008.07.26更新

ふるさと納税

・今年の5月から「ふるさと納税」制度がはじまりました。

・この制度は、大都市と地方との税収の格差を是正する手段の1つとして、新しく導入されました。その仕組みは、個人が今住んでいる場所(住民票のある居住 地)以外の自治体に寄付をした場合、寄付金相当額が、今住んでいる自治体の住民税などから控除されるようになっています。

・寄付の対象となる自治体は、「生まれ育ったところ」から「一度も住んだことのないところ」まで、すべての都道府県、市区町村から自由に選ぶことができます。

・なお、控除の対象となる寄付金は5000円以上となります。たとえば、6000円を寄付すると1000円相当の控除を受けられます。また、控除できる金額には上限があり、住民税の所得割の1割(住民税のほぼ1割)となっています。

・この「ふるさと納税」制度は、寄付の文化があまり根付いていない日本では「さほど普及しないのでは!?」という声もある一方で、出身地だけでなく好きな 自治体に寄付できることから、全国の自治体が寄付集めに知恵をしぼり、いろいろな方法で「ふるさとの魅力アピール」に乗り出すと、利用者は急増するとの見 方もあるようです。

投稿者: 伯税務会計事務所

最近のブログ記事

entryの検索

月別ブログ記事一覧

カテゴリ