【データドリブンで見えるもの】
2026.06.15更新
「データドリブン」という言葉をよく聞くようになりました。
横文字だと難しく聞こえますが、意味はいたってシンプルです。
ドリブンとは「~に動かされる、~を動力源にする」ということ。
つまり、経験や勘だけでなく、客観的な数字(データ)を判断の材料にして動かすことを指します。
現場で培った直感は会社にとって大きな武器ですし、長年の勘で成し遂げてきた人は「数字なんて後からついてくる」と考えるでしょう。
しかし、時代や環境が激しく変わる今、直感だけに頼るのは立ち込める霧の中をライトなしで爆走するような危うさも秘めています。
そこで今、データドリブンという考え方が注目されるようになったのです。
例えば、飲食店で「最近、客足が落ちた気がする」と感じたとします。
ここで「よし、新メニューの開発だ!」と直感で動く前に、少しだけ数字をのぞいてみる。
客数が減ったのか、客単価が下がったのか。減ったのは新規客か、それとも常連客か。
数字から常連客の来店頻度が下がっているという事実が見えたなら、打つべき手は新メニューの開発ではなく、既存客への感謝を込めたご案内や接遇の再確認かもしれません。
データドリブンとは決して数字に支配されることではありません。
自分の直感が正しいかどうかを数字で裏付けし、迷いなく決断を下すための自信を持つことです。
まずは週に一度、手元の日報や売上データをじっくり眺める時間を持ってみる。
数字による客観的な事実を味方につけることで、経営者の決断はより力強くなり、共に働く従業員にも納得感のある迷いのない言葉へと変わっていくでしょう。
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