【変えられるのは自分だけ】
2026.04.15更新
従業員のやる気がない。覇気がない。叱咤激励を繰り返しても結果は思わしくない。
このような経験はありませんか?
精神科医ウィリアム・グラッサーが提唱した選択理論心理学は、この悪循環に明快な答えを示します。
それは「他人は変えられない。変えられるのは自分だけ」という原則です。
選択理論によれば、私たちの全行動は「行為」「思考」「感情」「生理反応」の4つの要素で構成されています。
朝、デスクを整理するのが「行為」。
これで今日も良い一日になると考えるのが「思考」。
そこから生まれる前向きな気持ちが「感情」。
前向きな気持ちで背筋が伸びるのが「生理反応」です。
この4つのうち自分が直接、コントロールできるのは「行為」と「思考」だけです。
残りの「感情」と「生理反応」は行為や思考の結果として自然に生じるものなので直接、コントロールしづらい要素です。
優れた経営者は「物事にはコントロールできるものとできないものがある」ことをよくわかっています。
直接、コントロールできない従業員のやる気を何とかしようとする代わりに、自らの「行為」と「思考」を変える努力をします。
指示の出し方、対話の質、環境づくりといった「自分がコントロールできること」に集中するのです。
自分が変われば結果として周囲も変わり始めます。
これは相手を変えたのではなく、自分の変化が相手に新たな選択肢を提示したからにほかなりません。
「なぜやる気がないのか?」という思考を「私は関わり方をどう変えられるか」にシフトする。
この発想の転換こそが組織を動かす鍵となり、従業員のやる気を促すのです。
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